海外で働こう!ーキャリアにつながる転職を果たすためにー

20代のうちに海外で働こう!ーキャリアにつながる転職を果たすためにー

 

1.海外での勤務経験は、転職市場で有利!?

 2013年5月、安倍政権は「日本から海外に留学する学生向けの奨学金制度」を拡充ずる方針が発表されたことは、みなさんの記憶にも新しいだろう。これは、日本の将来を考えた際、海外市場は重要であり、そこで活躍できる人材を育成するための投資は、意味のない公共事業を行うより経済効果が高そうだ。

 

 転職市場でも、ここ数年、同じ原理が働いているのか、海外駐在員の求人数は増加傾向にある。ジェイエイシーリクルートメントにおける海外駐在員の上場企業からの求人数の推移をみると、2009年から2012年までの4年間で、求人件数が約15%アップしている。

 

 図1にあるように、内訳を細かく見ると、2009年〜2010年の海外駐在員の求人数と、2011年〜2012年のそれを比較すると、56%の伸びを示した。この数値を見るだけでも、日本企業のグローバル化が加速し、海外で即戦力となりうる海外勤務経験者の市場価値が上がるのは、当然と言えるかもしれない。

 

2.海外勤務経験者を採用する企業とは?

 大手と言われる一部上場企業は、新卒採用者の中から海外赴任希望者を募ることができる。だが、グローバル化を推進するために新規事業を立ち上げた企業の中には、社内で人材育成できる環境がないところも多い。これまで海外事業部を持ったことがない、ベンチャーや中小企業などが、海外赴任経験者の採用を、積極的に行っているようだ。

 

 また、海外に工場を持つ、大手メーカーの二次請け、三次請け製造業でも、ニーズが高まっている。バイリンガルを主な対象とした転職・求人情報サイトDaijob.comを運営する、ダイジョブ・グローバルリクルーティングの2013年10月の調査結果が出た。

 

 

 職種別のグローバル転職求人倍率を見てみると、日本語・英語共にビジネスレベル以上のスキルが求められる求人が多いのは、「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」で5.0倍が第1位だった。次いで「総務/人事/法務」の4.65倍、「機械(自動車/プラント/精密機械)技術系」の3.54と続く。グローバル転職求人倍率の高さは、当分続きそうだ。

 

3.20代で海外勤務を経験するために

 将来、キャリアアップにつながる転職をするために、20代で海外勤務を経験しておくとよいことはわかった。では、そうしたチャンスをつかむために、どんな準備をしておいたら良いのだろう。

 

 まず、海外勤務に必要なTOEICのスコアをクリアすること。目安としては790以上と覚えておこう。これが最低条件だ。また、2011年にリクルートエージェントが行った、20代から40代の海外勤務経験のあるビジネスパーソン1000名を対象にした、外部機関によるWEBアンケートによると、

 

海外で最も必要なビジネススキルの第1位は「主張力」だった。

 

 協調性を求める日本と違い、海外では仕事を進める上で、自己主張をする姿勢が不可欠だ。「交渉術」と共に「主張力」を磨くことは、日本にいても十分できる。終身雇用制がなくなったいまの日本では、転職市場で有利な条件を自分がつくるという意識が不可欠だ。

 

 将来を見越して、20代だからできるスキル習得、経験、チャレンジをしておこう!

 

 

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